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整体・気功療法の専門処です。

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〒861-1341 熊本県菊池市七城町清水390−1

東洋医学の案内







東洋医学では病気をどの様に見ているかお話しします。
先ず東洋医学の基本は「気」が根底にあります。

次にその気が流れる「経絡(けいらく)」の流れを見る事にあります。
皆さんは体内では血液が流れる血管や、リンパが流れるリンパ管迄は聞いた事はあるでしょう。

でももう1つあるのです。
それは気のエネルギーが流れる経絡です。
東洋医学、及び当院でも、その経絡とは気のエネルギーが流れる本流の事で体内の6臓6腑の内臓から、体表の
全てのルートに存在している循環ルートであり、生命の源でもあるのです。



基本的には経絡は6臓6腑の12経絡あり、後に督脈、任脈等もありますけど陰と陽の6経絡に分類されます。
内訳は臓器は陽とし、腑は陰として、陽と陰の対になって6経絡と言う意味です。

そして私たちの肉体は機能面を中心として、この6の経絡に分類する事が出来ます。
それらを簡単に分類、まとめてみると下記の表のようになります。

陰陽経絡名 主器官 所属器官 関係する部位
@肺経・大腸経 肺臓 肺動脈、気管、気管支、胸膜、鼻腔等 拇指、腰、肩、耳等
直腸 上横下行、S字結腸、直腸、肛門、腹膜等
A心経・小腸経 心臓 心臓機能、動脈血管等 第3指 背中、噛みあわせ等
小腸 空腸、盲腸、虫垂等
B腎経・膀胱経 腎臓 腎臓機能、副腎等 第5指、腰、膝、鼻等
膀胱 膀胱、尿管等
C心包経・三焦経 仙骨 仙椎、尾骨等 第3指、仙骨、頚椎、下顎等
卵巣 子宮、陰茎、輸卵官、前立腺等
D胃経・脾経 胃臓 食道、胃、十二指腸等 第2指、背中、下顎等
脾臓 膵臓、リンパ動脈等
E肝経・胆経 肝臓 肝臓、発汗腺、眼球・手足爪・体毛腺等 第4指、背中、目等
胆嚢 胆嚢機能全般

  
別に督脈・任脈などもありますが、普段は基本的なこの6経絡のグループと関係する人体の部位をシッカリと
理解出来たらそれだけでも充分です。

例えば
腰が悪ければ、@の肺経・大腸経か、Bの腎経・膀胱経に異常があり、Bの腎経・膀胱経なら膝にも痛みが伴って来ます。
肩こりと腰痛があれば@の肺経・大腸経が悪いと言う事になります。
背中が痛い、とか丸くなる猫背の場合はAの心経・小腸経、Dの胃経・脾経、が悪い状態の時です。
同じ背中でも下の方、腰の上あたりの背中ならEの肝経・胆経に関係します。
又子供が出来ない不妊症や、男性の場合は前立腺の病気等はCの心包経・三焦経の異常があるからです。

この様にそれぞれ各経絡のグループ事に関係し合い、共存しながら生命の営みが展開されています。
ひとつの経絡である「川」の主流が詰まると、下流まで流れが悪くなり、その川全体が干しあがるのと似ています。

この頃、脳内出血や血栓、心筋梗塞等循環器系の病で急に倒れる症状が多いですが、これは
Aの心経・小腸経の経絡が悪く、その結果が発症につながっています。
その前に必ず前兆が現れますが、肩から背中にかけて頑固なこりが普段からあり、酷いときは肩から頚部まで、
そして偏頭痛まで出る事がありますので、肩こり偏頭痛だけと簡単に考えてはいけません。

その様な心経・小腸系に関係する背中や肩こりの症状を普段から治療等によって解消してやる事が
循環器系疾患の予防にもなります。

この様に、「未病」(近い将来どんな病気が発症するか知る事)から治すのが東洋医学の特徴でもあります。

当院ではこれら経絡を「指鍼」でひとつひとつの経絡の詰まっている箇所(ツボ)を改善して、川(エネルギー)
の流れを良くして行く事によって身体全身のコリやツリ解消され、柔らかい肉体となり、動きが楽になって来ます。
こんな時は関係する内臓器官もそれだけ回復して来た事になります。

全身の身体を整える!と言う事で「整体」となる訳ですが、全身のバランスを整えるのに経絡療法と気功療法は
かなり重要な施術法と言えます。
つまり、整体で身体の外面から改善する事と、気功にて体の内面から改善する、と言う内外両面からの施術法になりそれだけの効果が期待できると言う事になります。



西洋医学(現代医学)は科学的療法ですが、
東洋医学では宇宙学的に右の図の様に天(宇宙)と地(地球)の間に人類が存在している事から
「天人地三才一体」として捉えています。
その様に人は宇宙自然界の中の生き物生命体として自然哲学的な視点にたって成り立っています。

天から降り注ぐエネルギーが人体の陽系の経絡の中を流れてから大地に。
大地から浮き上がるエネルギーが人体の陰系の経絡を通して天空に抜けて行く呼吸作用の中で絶える事無く
天と地のエネルギー循環が行われて行く事で生命の営みが行われていると見ています。

西洋医学は科学的医療ですが、東洋医学は自然哲学的な視点の中で数千年の積み重ねを得て現在の東洋医学の
理念が確立されていると思います。

特に大宇宙と、人を小宇宙として一体感で捉えている所がスケールの大きさが違ってきます。

宇宙学的には右の図の様に天と地の間に人が存在している事から
「天人地三才」一体として捉えています。

天からのエネルギーが人体の陽系の経絡を流れて地球の大地に。
そして地球大地のエネルギーが人体の陰系の経絡を流れて天に。
この天地エネルギーの気の循環サイクルが人の生命エネルギー
として我々の存在がある事を捉えています。

これらの理論を元に東洋医学では「気の循環」を根底として
経絡、経穴治療が中心となっています。

そして東洋には「陰陽論」が存在して、陰陽のバランスを正す為に
漢方薬を取り入れたのです。

又、食べ物を食べる事も陰陽バランスを取る為に「食養論」が存在し、
常に人と自然が一体となった文化が存在していたのです。

漢方薬は生薬として大地の恵みである植物を摂取する事で
人体の陰陽バランスを取る。と言う人類の知恵の中で
数千年前から利用されていたのです。

でも今では人も自然の一部としてサイクルでの文化が忘れ去られてしまいまた。
食べ物も、薬品も工業化され、石油類を原料とした科学薬品に
頼っているのが現代の姿なのです。

そこに築き始めた人も増えた事により、古来の東洋哲学の元に生まれた東洋医学の見直しが始まりました。
東洋医学は人も自然の一部として組み入れた施術法なのでそれだけ副作用が無いと言う利点があります。

これらは慢性的な疾患に関しては根治療法としての役割は大きいと思います。



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脳と中枢神経・自立神経を制する施術は人体をも制する事に繋がります

 
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気持ち良い施術程効果も上がります